ゆきノート

好きな本や音楽、同棲中の恋人とのことなどについて。

ある雪の日

酒を飲むと長文を書きたくなる。20時頃から恋人と宅飲みを始めて、ちょっとお腹いっぱいになった恋人はソファに寝転んでHuluでひぐらしのなく頃にを見ている。グロすぎて黒塗りの規制が入っている。DVDやBD版だと黒塗りの向こう側が見えるようになるらしい。アニメがそこまでのグロ表現が可能なものだとは私は知らなかった。恋人がホラー映画が好きなのでよく一緒に見るのだが、グロ耐性はなかなかつかない。殺しのシーンではどうしても手のひらで顔を覆って指の隙間から見てしまう。

 

今日は非常に不毛な仕事をしてきた。ひたすら紙を折って、ペンで印をつけるという作業。それを8時間の間ずっと繰り返す。単純作業は結構好きな方だけど、あまりに長時間続けると流石におかしくなりそうになる。こんな仕事に何の意味があるのかと未だに思うが、何かに必要だからやらされるのだろう。私は適応能力が無駄に高いので、何も言わずにやる。それをやってお給料が貰えるのなら、至極真面目に全うする。置かれた環境に疑問を持たずに適応する能力を持つ私にとって、今の職業は本当に天職なのだと思う。

 

1時間残業をして帰った。下手したら終電近くまで残業かもなと思っていたのでこの程度で帰れれば上出来だ。電車を乗り継ぎ、途中で駅ナカのコンビニに寄って缶ビールと缶チューハイを買う。私用にアサヒの糖質オフと氷結レモンの350mlを1本ずつ、恋人用にキリン一番搾りの500mlを1本。それに私の大好物のハッピーターンのパウダー250%。電車で家の最寄りの駅にたどり着き、歩いて家を目指す。今夜はすごい雪だった。会社のある名古屋市内にいる間は雪など降っていなかったのに、家の付近に来るとうっすら積もるほどしっかり降っていた。住みやすいそこそこに栄えた場所に引っ越したつもりだったが、十分に未開の地かもしれない。


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駅を出たところで撮った写真。普通に吹雪いていてちょっとだけテンションが上がる。寒いけど元気。

 

帰り道にあるコンビニにまた寄る。こんなに雪が降っていると思わなかったので、もう今日は家から出なくていいように、1Lのミネラルウォーターと酒を割るための炭酸水500mlを買った。コンビニを出ると少し弱まったもののまだ雪。家までは徒歩5分。リュックの中には2.7Lの液体。加藤シゲアキソロ曲「世界」を連続リピートしながらひたすら歩く。私のスマホの音楽アプリには「疲れた時に聴く加藤シゲアキソロ曲」というプレイリストが入っている。

 

家に帰ると恋人が酒のつまみを作ってくれていた。イカと砂肝のピリ辛炒めとどて煮。これはもう酒を飲むしかないやつ。最高。おまけにふるさと納税の返礼品で頂いた大あさりもトースターで焼いて、恋人の友人の結婚の内祝いでもらった生ハムも切った。全部もれなく美味しくて当然の如く酒が進む。発泡酒とビール、レモンサワー、白ワインをちょっとずつ飲んだ。25歳OL、今までに何回か潰れた経験を経てやっと賢い酒の飲み方を学んできた。ちょっとくらっとしてきたら飲むのをやめる。これが鉄則。

 

飲むのに満足してきたのでダイニングテーブルからソファのテレビの前に移動して遊ぶ。私がSwitchでスーパーマリオ64をするのを恋人が眺めていた。私はゲームが下手くそなので多分学生の頃からずっと色々なゲームをしてきた彼にとってはイライラプレイだろうが、それでも私が苦戦してるのを見るのが楽しいのだという。ドSか。雪山でペンギンの陰に隠れて強風に煽られ内容進むところで一昨日から詰んでいたが、ほろ酔い状態でやっとクリアすることができた。ゲームをすると口が悪くなる。「畜生!」とか「あー!クッソ!」とか言ってしまう。良くないね。静かにゲームができるようになりたい。

その後はHuluでうる星やつらの第一話を見た。雑に言うと、謎にモテるダメ男がラムちゃんとセーラー服の女の子から引っ張りだこにされる話らしい。昔のアニメはすごい。普通におっぱいとか乳首とか出てた。この時代ならひぐらしも黒塗りにならずにグロシーン丸出しだったかもしれない。

 

流れでセックスしてお風呂を済ませて布団に入る頃には深夜2時。それでもまだ休みは丸二日残っている。週末って最高だ。週明けは初っ端から25億円を動かさなきゃいけないけれど、この休みは全て忘れてIQゼロでだらけることにする。とりあえず早いところマリオをクリアしたい。