ゆきノート

好きな本や音楽、同棲中の恋人とのことなどについて。

同棲カップルのバレンタイン

ちょっと遅れたけど、バレンタインのこと。

今年のバレンタインは日曜日ということで、同棲して初めてのバレンタインを迎えるにあたって、家でお菓子作りといつもより特別感のある料理を楽しむことにした。

去年までは一緒に暮らしていなかったので、バレンタインは外でデートした時に私が家で作ってきたお菓子を渡すことが多かった。これまでガトーショコラ、生チョコ、クッキーなど細々と毎年作ってきたが、デート中に渡す場合に困るのが衛生面だ。冬とはいえ一日外にいる間ずっと持ち歩かなければならないのでその間に腐ったりしないかが心配になる。それに単純に荷物が増えて面倒。

それが今年は二人ともひとつ屋根の下に暮らしているので、お菓子を作ったそばから出来たての一番美味しい状態で食べてもらえる。残った分は速攻で冷蔵庫に放り込めるので、衛生的な問題もクリアと良いことづくめだ。

 


f:id:fragrant0620:20210218083734j:image

作ったのはチョコレートケーキ。ココットに生地を流し込み、焼くだけ。我が家にはオーブンがないのでトースターで焼いた。そのせいか、火が通り過ぎて下の方が硬かったけれど、まあ料理下手を自称する人間が作ったにしては合格点でしょう。恋人もちゃんと喜んでくれた。この人は私が彼のために何かをした時にしっかり喜んでくれるので、一緒にいて報われる場面が多くてありがたいなあと思う。いや、振りじゃなくて本当に喜んでくれているんだとは思うけどね。振りだとしても嬉しいよね。

 


f:id:fragrant0620:20210218084127j:image

そして夕食は、これまた私が準備してみた。事前に恋人にリクエストを聞いて作ると決めていたクリームシチュー。それに加え、ローストビーフ、生ハムと人参のロールサラダ。ローストビーフは炊飯器の保温機能を使って作った。美味しくできたけど、強いて言えば肉に火が通り過ぎちゃったかな。ローストビーフとサラダはクラシルとデリッシュキッチンを駆使して作りました。個人的にはこの辺のアプリはクックパッドより断然使いやすくて愛用している。動画があると便利だよね。適量ってどれぐらいだよ!ってなった時に動画を見れば「ああ、結構入れていいのね」って分かる。

クリームシチューは4皿分作ったんだけど1食で消費しました。自分が作った料理をおかわりしてもらえると嬉しいよね。美味しかったんだな、よかったなって思う。

そしてワイングラスで飲むワインは美味い。ところでワインって買う時にどうやって選んでいいか分からない。いつも結局「ラベルが綺麗」「とりあえずフランスかチリのやつ」って決めちゃうので、常備ワインみたいなものを定めたい。何飲んでもだいたい美味しいんだよな、貧乏舌だから。

 

この日はバレンタインだからと思い、年始に買ってからタンスの中で温めていた赤レースの下着をつけてたんだけど、パンツのお尻の部分が全部レースになってて透けてるまあまあ際どいやつで。冒頭のお菓子作りの話じゃないけどこういうのもちゃんと喜んでくれるというか、期待通りのリアクションをくれる。単純で可愛い人だなと思う。

 

これから付き合う、あるいは付き合って間もない恋人たちにとってはバレンタインはドキドキのイベントなのだろうけど、私たちのように7年目のカップルとなると、そういった意味での一大イベントではなくなる。しかも同棲しているとなると、個人的には七夕や節分などの季節行事と同列の感覚になってきているなあと思う。感覚的には母の日や父の日や敬老の日に近い。それらが両親や祖父母に感謝を伝える日だとしたら、バレンタインは恋人に感謝を伝える日。そう思ったので、夕食を食べながら、「いつもありがとうね」と伝えた。同棲していると楽しいことはもちろん沢山あるけれど、モヤッとすることもまあ無くはない。モヤモヤに引っ張られてお互いにストレスを溜めないように、末永く楽しく仲良く暮らせるように、互いへの感謝を常に忘れないようにしたいと思った。

 

それじゃ、ホワイトデーはよろしくね。