ゆきノート

好きな本や音楽、同棲中の恋人とのことなどについて。

2019年総まとめ【仕事編】

前回と前々回にわたって個人的な2019年の振り返りをしてきました。ここまでの2回は【読書】【音楽】と趣味に関することを振り返ってきましたが、今回は【仕事】について。私は新卒で今の会社に入り、2019年度は入社2年目として働いています。右も左も分からない1年目とはやはり違った発見や気付いたこともあって、これからの社会人生活に生かしていくためにもここでまとめて残しておきたいと思います。

 

上司が変わった

年度初めの人事異動で周囲の顔ぶれが変わりました。私は1年目と特に変わらない配置だったのですが、やはり特に上司が変わったことによる業務上の変化が大きくてですね。

私のような平社員が作った資料とかこなした仕事を上司に見せて、「これでいいでしょうか」って承認を請うときに、上司個人の性質によって仕事の通りやすさが段違い。昨年度の上司は放任主義というか大らかというか、あまり部下の仕事には干渉しない人だったので、仕事の途中経過を見せても特にコメントなく許可されて返ってくるというパターンがほとんどでした。それに対して今年度の上司は正反対の方で、部下が作った資料は隅々までチェックして不備や直した方が良い点があれば逐一報告をするタイプの方です。

どちらのタイプが良いとかではなくて、その人によってリーダーシップの発揮の仕方は違うと思うんですね。部下の働きぶりに基本的に任せて、必要な時だけ声をかけて成長を見守るタイプだったり、気付いたことは逐一伝えるようにして成長を促すタイプだったり。課長だとか部長だとか、上の位に就いている人っていうのはやはり、そこにたどり着くまでの経験の積み重ねや手腕が認められているから今の立場があるわけだろうし、その人なりの経験から編み出した仕事術とかリーダー論に従って働いておられるのだろうと思うんです。

だから、よっぽど人間的にどうなんだって人でない限り、上司の方針に従うのは仕事上のスキルアップにおいて効果的なのかもしれない、というのを感じました。私みたいに、まだ自分のやりたいことや仕事の方法が確立していない若手社会人だと特にね。

やはりどうしても、チームを率いるリーダーの持つ性質っていうのがそのチームの色に影響を与えやすいとは思うんです。もちろん野心的に自分の意見を反映させようと奮闘するのも素晴らしいとは思うんですが、チームワークを重んじて円滑に仕事をする、という点では、まずはある程度リーダーの方針に合わせて動いてみる、というのも大事なことなのかなあ、と思います。それで合わないと思ったら、その時にどうするか考えればいい。

私も実際、昨年度の上司と比べて今年度は上司の介入が多くてやりづらいなあ、と思った時もあったんです。でも、飲み会の場なんかで話を聞いてみると、その方もその方なりに「自分はこの会社で今まで働いてきた経験やノウハウがあるから、未来のある若い社員には自分の得てきたものをしっかりと伝えておきたい」という考えを持って行動しているってことが分かりました。それを聞いてから、この上司の言うことはとりあえず聞いてみよう、って気持ちも生まれたりと、自分の中で考え方が変わったということもありました。それと同時に、飲み会を中心とした仕事を一歩離れた場で上司や先輩、同僚と話してみるというのも大事なことだなあと学ぶこともできました。

 

先を見て仕事をするのが大事

これは入社1年目に引き続いての反省点でもあるんですが、私は先のことを見通して仕事をするのが苦手です。具体的に言うと、提出物に手を付けるのはいいんですが、やり始めてから意外と時間のかかる案件だということに気が付いて大急ぎで仕上げないといけなくなる、という具合。要するに見積もりが甘いんですね。

これに対する解決法として考えたのは、とにかく仕事は早め早めに手を付ける、ということ。早すぎていけない、なんてことはないもんね。まだ時期が早すぎて材料が揃ってないな、と思ったとしても、そのことをその時点で把握できただけで収穫はあるんだと思います。締め切り直前になって「資料が全然足りない!」ってなるよりは一万倍いいよね!

 

仕事が多すぎて大変だった

今年度は諸事情で年度途中で職場内での事務分担が変わり、秋ごろから年末にかけての私の分担業務が激増しました。新卒の昨年度よりは多少仕事に慣れたとはいえまだまだ私もひよっこだったり、前項の通り業務に対する見積もりが甘いという欠点もあって、私個人で見ると仕事の詰まり具合がなかなか大変なことになってしまっていました。やってもやっても仕事が終わらず、毎日終電やその少し前の時間まで残業する日々が3か月弱程続いたかな?

そんな毎日で何が起こったかというと、精神的に弱ってしまいました。積み上がった仕事のどれもがいっぱいいっぱいで中途半端な仕上がりなので、ミスも多くてそのせいで周りの人に迷惑をかけることも多かったです。そうするとうまく仕事をこなせず周りのお荷物になっている自分が情けなくて、自分の仕事のできなさに腹が立ち、どんどん自分の自信が持てなくなっていきました。

職場にいる時も家にいる時も情緒が安定せず、ひどい時だと仕事中に涙が出てきたりもして、本当に繁忙期のピークはつらい毎日だったなあと思います。家族や恋人に温かい言葉を掛けてもらい、繁忙期が終わりに近づくとともに仕事も落ち着いてきて、今ではなんとか元の元気な状態に戻ったのですが、正直もう二度とあの時期には戻りたくないなあ。

解決法を考えはしたんですが、そうは言ってもいくら頑張っても自分の能力以上の仕事をすることは不可能なわけで。そうすると、いかに周りの人に助けを求められるか、そしていかにメンタルを強く保ち続けられるかっていうところになってきてしまうんじゃないか。もちろん自分の能力をいかに上げていくかを考えるのが第一だしそれを一番に検討すべきだとは思うんですが、どうしても限界ってものはあると思うのでね。

周りの人を頼って上手に気分転換できるよう気を遣ったうえで、それでもどうしようもなく辛い場合は、もういっそ異動希望を出すか転職を考えるという選択肢も必要になってくるかな、と思います。自分が一番幸せになれる人生を歩めるように、これからの道を歩んでいけるといいなあ。

 

入社2年目、まだまだ勉強不足

これに関しては常々感じます。業務上必要な知識がまだまだ足りない。実務的な基礎知識から、業界の基本情報や最新の情報まで、勉強しなければならないことはまだたくさんあるなあと思います。特に周りで働く上司や先輩を見ると、業界の状況についてしっかり把握されていたり、経理のことに詳しかったりと、本当に知識が豊富な方が多い。私はまだ2年目のぺーぺーなのである程度仕方ない部分もあるんですが、やはりもっともっと積極的に勉強していきたいなあと思っています。

業務に関することに限らず、私は政治や経済など世の中のニュースにも疎い方だという自覚があるので、限られた時間の中で必要な情報を得るための努力もしていかなければと思います。

 

やっぱり定時で帰りたい

ここまで散々「仕事できるようになりたい!」みたいなことをつらつらと語ってきたわけですが、とは言ってもやっぱり定時で帰りたいわけです。残業なんてしたくない!残業代もいらない!

やっぱり仕事ができるかどうかと残業をどれだけするかは別問題だと思うんです。むしろ、正規の時間内に仕事を片付けて定時で帰り、さっさと家に帰って趣味を楽しんでリフレッシュしたり仕事の疲れを癒すのが本当の「できる社会人」なんじゃないかと、そう思うわけです。

上の方でも書いた通り、2019年は秋から年末にかけてすごく忙しくて、精神的にも参っていました。それには毎日残業で帰りが遅くて、十分に休養を取ったり気分転換をすることができなかったのも大きいと思う。精神的に安定した状態を保つためにも、残業で心身をすり減らさずさっさと帰るのは大事なことだとつくづくと感じました。

それから、残業に時間を取られすぎて趣味がおろそかになるのは嫌だ。毎日残業だらけの日々を送っていると、家に帰っても寝るだけになってしまってなかなか自分の好きなことに時間を費やすことができなくなってしまうんですよね。私の趣味は読書と音楽、それにドラマ鑑賞なんですけど、例の残業続きだった時期はなかなかそれらを楽しむ余裕がなかったです。通勤時間にかろうじて音楽は聴けるものの、疲れきっていて携帯している文庫本を開く気も起きず、ドラマを見る時間を十分に取れず。そんな状況で毎日仕事にはいかなければならないので、本当にもう毎日何のために生きているんだろうか私は、っていうそういう状態になっていってしまってですね、本当に不健康でしたね、身体も心も。

そういう教訓を2019年は得たので、2020年は極力残業はしないでいいように効率的に仕事を片付けるようにしたい。さらにそれだけではなく、周りが残業していても自分のできる仕事が片付いていれば帰るっていう勇気を持ちたいですね。これまでは結構、自分の仕事は片付いていて他の人の仕事を手伝えそうなこともないのだけれど、私だけさっさと帰るのもなんだか申し訳ないし帰るに帰りにくくもあるので無駄に残ってるっていうときもありました。でもよくよく考えると、そうすることに大した意味はないですよね。それに私が残っていようといまいと、周りの人がそれをそこまで気にしているわけでもないだろうし。仮に「あいつだけ早く帰りやがって!」って思っている人がいたとして、本当に私にできる仕事がその時点でないのであれば、そう思われていたとしてもその人の気持ちのために私が残業する義理はないとも思っています。

自分の心身の健康は自分で守るためにも、極力残業しない社会人生活を送っていきたいと思います。

 

2020年の方針

ここまで書いてきたことから、私が2020年仕事をするうえで気を付けたいのは次の3つ。

・早め早めに着手する。

・積極的に勉強、情報収集をする。

・できるだけ残業はしない。(そのために、効率的に仕事をする。)

2020年度は社会人3年目に突入します。少しでも組織に、社会に貢献できる人材になれるよう、自分のスキルの向上に努めていきたいと思います。

演説みたいになってしまった。次回は2019年振り返りの最後の記事として、恋愛面について振り返ってみたいと思います。