ゆきノート

好きな本や音楽、同棲中の恋人とのことなどについて。

仲の良い家族・家電購入

今週末は、金曜日の仕事終わりに妹の家の近くの駅まで行った。繁忙期にしては運良く定時で上がることができた。交通費をケチって、妹宅の最寄駅ではなく定期圏内の駅で降りて、十数分歩いて向かう。

妹は最近一人暮らしを始めた。引っ越しを手伝いに行ってから1か月、ズボラな性格の妹の部屋はさぞかし散らかっていることだろうと思っていたが、意外と綺麗に片付いていて驚いた。実家では食器の片付けの衣服の整理もすべてほったらかしの人任せだったのが、自分だけの綺麗な空間を与えられると意外と頑張って整った状態を保とうとするのだと思った。洗濯物をたたむのを手伝っていたら、「バスタオルは二つ折りじゃなく三つ折りにして!」とやり直しを食らったぐらいだ。環境の力で人は変わるものだ。

その後は車で来た両親と合流して駅前で食事をした。タッチパネルで適当に焼鳥や一品料理を頼んで、飲む。お酒は美味しい。ビール、ジンソーダハイボールなど味のないお酒(私は甘くないものを「味のない酒」と呼んでいる)ばかり飲んでいたら、私のジンソーダを一口飲んだ父に「こんなんよく飲めるね!」と言われた。ものすごい酒好きだと思っていた父と渡り合えるレベルの酒好きに、いつの間にか私もなっていた。味のないお酒ばかり飲むのは、単純に甘いお酒を食事と一緒に飲むのが苦手だから、そして少しでもカロリーを避けたいからだ。太りたくないが酒は飲みたい。それを突き詰めた結果、比較的糖質が低いと言われるハイボールやワインを好むようになった。

うちの家族は、娘が二人とも成人した今になっても全員で食事に出掛けたり旅行に行ったりする。全員が比較的同じ県内に住んでいることもあるが、世の中的にはかなり仲がいい方だと思う。毎年家族旅行に行く家などなかなか聞かない。両親が遊びや旅行が好きなのが大きいのだと思う。子どもの頃私たち姉妹は、そんな両親に色々なところに連れて行ってもらった。遊園地にテーマパーク、水族館や動物園にショッピングモール。今の私がエンターテインメントが大好きで、本・映画・音楽を問わずどんなジャンルのものでも楽しむことができるのは、幼い頃に色々な経験をさせてもらった影響が大きいのではないかと思う。楽しい子ども時代を過ごさせてくれた両親に感謝である。

翌日の土曜日は、例によって恋人と落ち合って新居の家電選びに一日を費やした。洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電子レンジなど、最終的に総額30万円ほどを購入。これらを来週末に新居に搬入してもらうことになった。これでもう本当に新居に住めるようになる。何件か家電量販店を巡って、見積もりを比較して、というのをやった。私はこういう時になんだか面倒くさくなってきて結局適当に購入を決めてしまうタイプなので、恋人がしっかり検討してくれる人で良かったと思う。

今は週末同棲のような感じで、お互い平日は実家、職場の社員寮に帰っているので、週末に新居に泊まる際はタオルを持って行かないといけない。しかしこれでもう洗濯ができる。冷蔵庫もあるからファミリーサイズのアイスを買えるし、夕ご飯を食べ終わったあとに50インチのテレビで映画だって見られる。いよいよ本格的に同棲生活が見えてきた。今繁忙期を迎えている仕事が落ち着くと同時に、二人で暮らすことになる予定だ。新居に好きな絵画を飾ったり、道具を揃えて自分でコーヒーを淹れることを楽しみに、繁忙期を乗り切りたい。

この週末もやることがいっぱいで楽しかった。明日からもまた一週間、ほどほどに頑張っていこうと思う。